「NHK学生ロボコン2026」で準優勝しました!

2026-07-14 治郎丸rc2026

RC2026

ご報告

東京大学RoboTechは6/14(日)に行われました「NHK学生ロボコン2026」準優勝しました!

決勝戦までの4試合ではすべて「カンフーマスター」で勝利を重ね、準々決勝では今大会最速となる54秒での「カンフーマスタ―」を達成しました! 決勝戦は3年連続の同カード、豊橋技術科学大学との対戦となりました。 試合開始後は予期せぬトラブルによりロボットが本来の性能を発揮できず、優勝にはあと一歩及びませんでした. 決勝こそ本来の動きをお見せできませんでしたが、大会を通じて機体の持つ高い性能を証明することができました。

ルール紹介「カンフークエスト」

今年の競技課題は、「カンフークエスト」。 ABUロボコン2026の開催国である香港の古代武術、カンフーがテーマとなった競技です。

競技は3つのエリアに分かれて進行します。 まず「道場」エリアでは、2台のロボット(R1、R2)が協力して穂先と棒から「槍」を組み立てます。続く「梅花林」エリアでは、各ロボットが散らばった「秘伝書」を回収し、最後の「アリーナ」エリアでその秘伝書を棚に配置していきます。秘伝書を縦か斜めに3つ並べると「カンフーマスター」達成となり、その時点で即勝利となります。

この競技の醍醐味は、組み立てた槍1本につき1回、相手の秘伝書を突いて落とす妨害ができる点にあります。槍を作る本数、秘伝書の回収ペース、そして槍を使うタイミングなど、非常に高度な戦術が求められます。さらに、R2は完全自動で動く必要があり、段差越えやロボット同士の合体といった高難度の動作を実現する技術力も試されるルールとなっていました。

ABUロボコンのルール紹介動画もぜひご覧ください!

機体

R1「昇竜」

「昇竜」と名付けられたR1は、速度にこだわって洗練された機構により、ノンストップの棒回収とブック回収を実現しました。アリーナでは軽量ながらもパワフルな合体機構によってR2を持ち上げます。本番ではお見せする機会はありませんでしたが、槍を使用することも可能です。

「スタート前の昇竜」
「ブックを回収する昇竜」
「合体する昇竜と破竹」

R2「破竹」

「破竹」と名付けられたR2は、最適化された足回りと段越え機構によりパワフルかつ高速な移動を実現しました。更には、2基の多自由度ロボットアームで梅花林上の秘伝書を高速移動しながら回収します。「最速」を体現し、まさに破竹の勢いでアリーナへ進入します。

「スタート前の破竹」
「穂先を回収する破竹」
「梅花林を走行する破竹」

試合結果

リーグ形式の予選二試合の後、予選リーグを勝ち上がった8チームによる決勝トーナメントが行われました。

予選第1試合(対 豊田工業高等専門学校)

試合の最初に行われる武器の組み立てに失敗し、その調整にやや時間がかかりましたが、その後は快調に動き、2分40秒でカンフーマスターを達成し、勝利しました。

予選第2試合(対 電気通信大学)

予選第一試合では失敗してしまった武器組み立てを一発で成功させましたが、R2が段状の「梅花林」で秘伝書を落としてしまい、リトライとなってしまいました。しかし、リトライ後はミスなく動作し、2分17秒でカンフーマスターを達成しました。他のリーグでの試合結果などから、全リーグを通じて3位での予選通過となりました。

準々決勝(対 金沢工業大学)

武器組み立て、秘伝書回収、配置動作のいずれも他チームを圧倒するスピードで達成し、本大会最速となる54秒でのカンフーマスターを達成し勝利しました。

準決勝(対 東京工科大学)

予選2位通過の強敵である東京工科大学との対戦となりました。穂先回収時に干渉が発生したものの、十分に練習を重ねてきたリトライ動作で差を広げ、最終的に1分8秒でカンフーマスターを達成し勝利しました。

決勝戦(対 豊橋技術科学大学)

決勝は3年連続、積年のライバルである豊橋技術科学大学との対戦となりました。
しかし、R2に今までにない不具合が生じ、ロボットがスタートできないまま試合が進行、0対130で敗北となりました。

最後に

決勝戦では予期せぬトラブルによりロボットを動かすことができず、優勝にはあと一歩及びませんでした。

決勝の舞台で”最速”の動きを見せることができず、部員一同大変悔しい思いをしております。今回の経験を糧に部員一同さらなる技術力の向上に努め、来年度の王座奪還に向けた挑戦を続けてまいります。

最速の機体を作り上げ、NHK学生ロボコンに参加することができたのは、皆さんの応援とご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。

皆様のご期待、ご声援にお応えできるよう、東京大学RoboTechは努力を重ねてまいります。 今後とも応援をよろしくお願いいたします。


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